UnsplashのJohnny McClungが撮影した写真
チタンエコノミー。
ひょんなことから『お呼ばれ』して、前々から気になっていた言葉でした。
そんな折、熊谷親子共々、大変にお世話になっている
三輪晴治氏も、この言葉に注目していたとの事で、
ご自身のコラムにて使われました。
なるほろ。
頃合いなのかな。
昨年の10月に出版されていたのは存じ上げておりましたが、読んでみました。
チタンエコノミーは、先端技術が私たちの世界にもたらす途方もない可能性を示している。
この分野は、顧客、地域社会、従業員、利害関係者に価値を提供することの意味を再定義する、千載一遇の機会を提供している。
本書が証明するように、ハイテクを駆使した産業用ビジネスには、米国経済の未来を築くための新たな礎を築く機会がある。
我々は、地域社会をより住みやすくし、国家安全保障を強化し、地球とその先にある人類の発見を前進させるために、我々の集合的な可能性の表面を削り始めたにすぎないのだ。
-キャシー・ウォーデン。
製造業におけるイノベーションは、アメリカ経済を支えてきた。
この本は、過小評価され、間違いなく誤解されているこの部門について、タイムリーで説得力のある、実用的な調査を行ったものであり、未来の包括的な経済成長を推進するために不可欠なものである。
-マイケル・ラマック。
久しぶりに明るい気持ちにさせてくれる本でした。
ネットで出てくる分では、ここかしら?
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72470
チタン経済――。
この言葉が昨今、米経済で注目を集めている。
チタンはもちろん金属のチタニウムのことで、軽く、耐熱性に優れ、高い弾性をもち、腐食しにくい「神の金属」とさえ言われている
そのチタンの特性になぞらえて、米社会のなかで持続可能で、長期的な成長を望める製造企業が注目されており、そうした企業が中心となって「チタン経済」という名前が生まれたのだ。
チタン経済の支柱を担う企業はシリコンバレーやニューヨークなどではなく、サウスカロライナ州やテキサス州、インディアナ州、バージニア州などに拠点を置いている。チタン経済の地理的な中心地は一つではなく、大都市の周辺に多く存在している。技術系大学や冷戦時代の製造拠点に隣接している場所に設立されることもある。
こうした企業にいま光があたり、成功を収め始めている理由は研究開発や研修、長期的な生産性向上に向けて資金を投資しているためで、株式を公開している企業の約2倍の資金を投じていることがわかっている。
さらにチタン経済の中にいる企業給与は、サービス業に従事する人たちの2倍以上(年収3万ドル対6万3000ドル)との数字も出ている。
出典:JBpress Premium
流石はアメリカ。
ですがこういった息吹は日本にも少なからずあり、奇しくも『フラグシップ・ナノサミット』は、この神の領域のスタート地点にはいると言えるのではないか?
まだまだ、へっぽこだけどw
だが、覚悟は決まった。
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