ハンチントンの『文明の衝突』もありますが、
森田実先生が仰ったという『文明の融和』の方が良かろうが?など言う感想です。
それぞれの家庭の流儀・流派を『文明』と解釈いたしますと、
結婚においては、目指すは『文明の融和』しかなかろうと、真剣に思う今日この頃。
これにおいて『文明の衝突』とか、「我が『文明』がオマイらを『啓蒙』してやる」
などと言い出したら、そりゃ不毛で永遠の聖戦になるのでは?
私めが、人生何度目かの情緒を失っている時に、『仕事』について激しく父上と口論していました。
口論です。(キッパリ)
父上がなんとおっしゃられても、『成功の為』のディスカッションであり、
私はいつもの『嫌われる覚悟を持って体当たり』で下段者ながら
上段者に、それでも10年の経験上からの『神風アタック』をしておったとの私の『認識』です。
よほど、激しかったのでしょう。
若しくは、激しく見えたか。
カミさんが現れ、咄嗟にこうおっしゃいました。
カミさんの御心としては、「この喧嘩を止めなくては」だったのは明らかです。
カミ 「お父様も弘太郎さんも優しいなあ。(←ここで、父上と私は一回混乱。)
話し合っているもの。
普通は、3回言ってダメで殴られるでしょ?(←父上と私、二回目の混乱。)
私の家なんか、二回目で突然に父に『バチコーン』されたわ。」
因みに熊谷家には物理による暴力文化はございません。
経験ないわけではありませんが、それは『罪』です。
異論は認めません!!
そうそう『例外状態』が起きてたまるかよ。
そういう家風とか文化にあって、私が仰天したのは勿論、父上の表情です。
その時の表情です。
その後もカミさん絡みで、数回見ましたが。
父上って、本当にびっくりするとああ言う表情するのを半世紀知りませんでした。
父上も咄嗟に、
父上 「弘太郎!この貴婦人に土下座をしろ!」
私 「はっ!」
私、土下座を致しました。
世の中には『負けるが勝ち』と言う言葉も御座います。
本日も我が家は平和です。
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