本当にあった怖い話⑥ヤツが来る!!

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ティーンズの頃の話です。

懐メロの特集がTVで放映された次の日。

映画『嵐を呼ぶ男』の石原裕次郎さんの歌の『何か』が我ら少年たちのツボにハマりました。

その話をチャリに乗りつつ、当時の連れ達と話しながら、静岡大学の工学部の隣のグラウンドを走っていた時。

この時期、私は陸上部の駅伝に片足だけ突っ込んでいたのですが、顧問のS村先生(通称:893。とても立派な先生でした。ただ、先生はパンチパーマにグラサンだったのです。)に絡めて、いつもの度を超えたお調子者ぶりを発揮して歌っておりました。

私 「おいらはドラマ〜♩
   S村は893〜♩」

すると。。。

先生(通称:893)

「くんまぁ〜!!
 誰が893じゃあ〜!?」

なんと、前方からパンチパーマにグラサンの先生(通称:893)が上下ジャージでポケットに両手を突っ込んだまま、ガニ股で現れるではありませんか!

これには私もとても驚愕し、連れの中のリーダーで一番の人気者のK田君などは自転車ごとこけておりました。。。

どうだい?

怖いだろう?

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