8月10日のFTかな。
こんな記事がありましたね。
「カーライル・グループの最高経営責任者(CEO)であるKewsong Lee氏は、5年間で最大3億ドル相当の給与パッケージを要求し、共同創業者らが取引についての議論さえ拒否した後に、米国のプライベートエクイティーグループを辞職した。」
まあ、僕の知り得ることなど出来ぬ色々あるのでしょうが、思いは抜きに単純に『いろんな意味で』すごい世界だなあと思い、そのままの感想を父上に告げました。
僕「まあ大変な年収の『仕事』も御座いますな。」
父上はしばらく目を瞑って黙っていましたが、おもむろに僕を見て、
父「弘太郎、実はかつて俺はカーライルに誘われたことが有った。」
僕「にゃっ!?」
父「俺を誘った奴は当時、最も有力なアメリカの上院議員だったよ。」
僕(ぬ、見えて来た、、、、)
父「俺は当然断った。調べてみたら奴が誘っていたのはアメリカ以外の各国の錚々たる政治
家ばかりだったよ。」
僕「手強い連中を金で丸めこうもうとの算段ですね。そして父上は金などでは祖国は売らな
いと。」
父「うむ。俺はこの様なことは誘われた事さえ嫉妬やそれ以外の欲得で利用されるのが嫌で
余り話した事が無かった。」
僕「。。。。」
父「それでも俺の後輩がカーライルに行ったな。奴は、そう、今はニューヨークでなくカル
フォルニアに居るはずだ。」
僕「我ら親子の同郷のI先生に父上、探りを入れておりましたな。」
買収などを許さずに祖国の為に『真っ当に戦う姿勢』。
、、、、いつの間にかに捻くれて、このスタイルが本来僕にもあることを忘れてしまっていたなあ。
最後に僕に残っている「命乞いはしない。」という気概と生き残ってビジネスでイノベーションを達成し、初心の祖国への思いを遂げる情熱。
はてさて、自分の心子のイメージは昔を思い出しつつ出来上がって来たはいるのだがここから先が、また、根をつめて身を斬る思考する日々が来る。
いつもの事だ。
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