順慶さんのお話です。
この人は悪い事は出来ないと思う。
聞いてもいねえ自白をするから。
暑い夏、しかし今年ではありません。
父上の施術を真剣にして下さる順慶さん。
あ、前髪が汗でびっしょりだ。
僕「順慶さん。いくら今の父上の体が冷えているといっても少し冷房をつけられたら?
汗でびっしょりです。」
順「あ、これはマッサージのアロマオイルです。」
僕(オイル使ってないやんけ。)
施術が終わって、順慶さんにお水を渡すときにちょっと迷いました。
お水に氷を入れた方が良いだろうか?
しかし、この手の方は冷たいものを体に入れたがらない。
欲しくても仕事柄、プロとして言えないこともあるだろう。
健康の『その方面』のスペシャリストだ。
まあ、聞くだけ聞いてみるか。
僕「順慶さん、お水に氷でも入れましょうか?」
順「え!?なんで私が氷をバリバリ頬張って噛むのが好きなのを知っているんですか!?」
僕「え!?(そんなこと聞いた覚えはない。)」
順「もう、弘太郎さんは鎌をかけるのがお上手で。」
鎌など一度もかけてはいない!!
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