神々の黄昏。つい、やり過ぎがちだった英雄たち。

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今ならもういい時期ではないかなぁって感じです。

一応、内容に関して問題はないかどうかの感触を父にも聞いてみました。

そもそも、こういうことがやりたくてブログを始めたかもしれません。

即ち、私の中に溜まっているものを表に出してみたいと。

叶わぬ事と分かっていても自分を空にしてみたい。

まさか、これからのエピソードにご登場いただく様な時に『レジェンド』扱い

を受けている方々も、よもや私の様な一般市民に本気で物言いされる事などありますまい。

一つの船に乗っているという意識・目的を共有しつつ、与えられた職務をとことん追求されて来た方々の神話・英雄譚です。

父、熊谷弘さんは国対副委員長を4年歴任しました。

自民党時代です。

周囲の人達に「くまちゃん、良くやるなあ。」と言われるぐらい、人がやりたがらない職務だったそうです。

そのような立場ですから、警察に対しても目一杯対応し、更に検察に対しても目一杯対応したそうです。

当時は何やら全ての対応をするお仕事だったそうな。

この神話のもう一人の主人公は亀井静香さん。

亀井さんは警察官僚のご出身だとの事。

もちろん亀井さんも日本国の為にお巡りさん出身の政治家として目一杯、検察を叩いたそうです。(伝聞)

警察・検察の両方の対応をしていた熊谷弘さんにある時、検察の方から相談がきたそうです。

「熊谷先生、亀井先生にお伝えして下さいよ。我々が作った亀井先生用の資料はもうかなりの

 量になっていますよって。」

熊谷弘 「・・・・・・・」

そして亀井さんにまんま伝えました。

熊谷  「おう。亀公。もういい加減にしろよ。お互いに国の為の職務の立場上やむを得ない

     とは言え今回はやり過ぎだ。」

亀井  「ぬ。そっかー。くまちゃん、なんとか取りなしてくれや。」

で、熊谷弘さんなりに調整したところ、三者(政治家・警察・検察)それぞれ二人ずつで一席との事に相成りました。

そこで熊谷弘・警察二人(一人は国松さん)・検察二人で予め待っていたのですが、当然亀井さんも他の公務があります。

遅れてしまったそうです。

熊谷  「と言っても、たった30秒ぐらいだ。」

その時の亀井さんの対応が、まあ、なんというか一見強面に見えても『大物』とか『破格の人』と言われる方にはこういう魅力的な側面があるんだよなぁ、と思ってしまう感じです。

入ってきて直ぐに、ガバッと土下座をして

「遅れて申し訳ございません!!」

と謝罪し、おもてを上げなかったと言うのです。

これには父も検察のお二人も笑いを噛み殺しながら、さあ、この席をどう締めようかと考えました。

しばらくして、耐えられなくなったのか国松さんが

「おい、亀。検察の方々もこういう場所に折角来てくださっているのだからもうよせ。」

と、仰ったそうです。

それで手打ちは終わり、日本の未来について語り合って席は終わったとの事。

うーん。

かっこいいと思う私は変ですか?

そうですか。

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