前回からの続きです。
先生「くまちゃんが元から出馬をしたいと考えてい
る事は高島から聞いていた。
くまちゃんにその旨を確かめてはいたが、つ
いにその時は来た。
地元を聞くと静岡の、、、、」
先生「くまちゃんが元から出馬をしたいと考えている事は高島から聞いていた。
くまちゃんにその旨を確かめてはいたが、ついにその時は来た。
地元を聞くと静岡の、、、、」
私 「浜松です。遠州浜松。」
先生「そう、浜松だ。
それで俺は調べてみた。
静岡は東は大昭和製紙、西は自動車のスズキ
だ。
もう一つ、県会議長に素晴らしいのがいた。
佐野嘉吉だ。」
先生「そう、浜松だ。
それで俺は調べてみた。
静岡は東は大昭和製紙、西は自動車のスズキだ。
もう一つ、県会議長に素晴らしいのがいた。
佐野嘉吉だ。」
私 「父から聞いた事があります。
随分お世話になったし、共闘もしたと。」
先生「そうか。
で、佐野嘉吉に会ってこう言った。
『貴方のお噂は予々伺っております。富士より高い佐野嘉吉だそうで。』
とな。
くまちゃんは別方向で近藤とかいう女性を味
方にしていたな。」
私 「松田妙子さんでは?それなら聞いたことがあ
ります。」
私 「松田妙子さんでは?それなら聞いたことがあります。」
先生「いや、近藤だ。」
私 「初耳です。」
先生「くまちゃんはアレだから選挙に出ると言って
も金がない。
そこで俺は先祖伝来の家宝の刀を売って、く
まちゃんの選挙資金に当てた。
昭和40年代の当時で300万だったかな。」
私 「その当時でその金額であれば、現代に換算す
ると結構な額では?」
先生「くまちゃんはアレ(叩き上げで名家出でもない)だから選挙に出ると言っても金がない。
そこで俺は先祖伝来の家宝の刀を売って、くまちゃんの選挙資金に当てた。
昭和40年代の当時で300万だったかな。」
私 「その当時でその金額であれば、現代に換算すると結構な額では?」
先生「どうだろうね。
一千万円分にはなるかなあ?
しかし、剣を身に付けた者だもの。
いいかい?剣ってのは人を活かすために振る
い、使うんだ。
『活人剣だよ、剣の極意は。
人を殺すだけのなんて、それは殺人剣だ、役に立
つ物ではない。
剣の道は活人剣でなければいけないんだ。』
ともあれ、くまちゃんは当選した。
俺が福田元総理のところに押し込んだんだよ。
俺は今でも福田さんが大好きだし尊敬している。
その後、くまちゃんが参院から衆院に更に打って出た時だ。
福田さんの所に三人ほど権力欲と嫉妬心だけで邪魔するのがいた。
M・N・Sだ。
それで俺は今度は角さん(田中角栄)の所に行く事にした。
角さんに繋いでもらうのは芸者のお姉さんのあきちゃんにお願いしたんだ。
本名はしょうこさんと言ってな。
今では88歳だよ。
しょうこさんに頼んだら、角さんにすぐ会わせてくれた。
しょうこさんが『バタやん、角さんよ。』ってな感じだ。」
ともあれ、くまちゃんは当選した。
俺が福田元総理のところに押し込んだんだよ。
俺は今でも福田さんが大好きだし尊敬している。
その後、くまちゃんが参院から衆院に更に打って出た時だ。
福田さんの所に三人ほど権力欲と嫉妬心だけで邪魔するのがいた。
M・N・Sだ。
それで俺は今度は角さん(田中角栄)の所に行く事にした。
角さんに繋いでもらうのは芸者のお姉さんのあきちゃんにお願いしたんだ。
本名はしょうこさんと言ってな。
今では88歳だよ。
しょうこさんに頼んだら、角さんにすぐ会わせてくれた。
しょうこさんが『バタやん、角さんよ。』ってな感じだ。」
私 「全く存じ上げませんでした。」
先生「後に、くまちゃんと一緒に角さんにさらにお
願いをしに行った。」
先生「後に、くまちゃんと一緒に角さんにさらにお願いをしに行った。」
私 「、、、、」
先生「『角さん、福田さんにも無理を言ってお願い
をしました。
福田さんに対する義理があります。
今回の件、一年間だけ名前を伏せておいて下
さい。』」
先生「『角さん、福田さんにも無理を言ってお願いをしました。
福田さんに対する義理があります。
今回の件、一年間だけ名前を伏せておいて下さい。』」
私 「、、、、」
先生「角さんは頷いてくまちゃんの方を見て
『熊谷、良い友達を持ったな。』と言ってくれた
よ。」
先生「角さんは頷いてくまちゃんの方を見て
『熊谷、良い友達を持ったな。』と言ってくれたよ。」
その後も更に、河端照孝・熊谷弘の本当の共闘・激闘のお話を伺う事が出来ましたが、
それは機会あれば。
時期が来れば。
只、私の今の苦労や悩みなど本当にまだまだで、全く修行が足りないと自戒しました。
先生が最後に
「本当にくまちゃんみたいな男、ちょっといない
よ。」
「本当にくまちゃんみたいな男、ちょっといないよ。」
と、仰いましたが、、、、
いやいや。
河端先生の方こそ。
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