もう、嘆いてもしょうがないから俺達でやりますか。

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 にゃすーと戯れる笹渕さんw

つらつら生きているうちに、山口壮前環境大臣がオンライン版のフォーリン・アフェアーズ

をつべにて解説されている動画に出会いました。

私としても色々と考えさせられる事が多かったのですが、我が仕事上の女房役はどう思うのだろうと

聞いてみました。

笹渕公誠曰く

こちらでリチャード・カッツ氏は「外国の資本を歓迎しないという日本の失敗が、
その経済を弱くしている」との事ですが、
そもそも「経済が弱くなったから外国の資本を受け入れざるを得ない、という
ところまで落ちてしまった」というべきではないか、というのが、
(何一つエビデンスを示せませんが)自分の考え方(ある意味”先入観”)にあります。

日本が飛躍的に伸びるためには、世界のリーダーとのコラボレーションが必要とので、
それはその通りであろうと思いますが、(後ろを振り返ってばかりで恐縮ですが)
日本があのまま経済成長を続け、勿論、バブルの崩壊や様々な経済ショックに
見舞われたとしても、『経済は成長させなければならない』『税収は経済成長から
増やしていく』という考えの下で政策を進めていたら、世界のリーダーのうちの何人かは日本人であったんであろう、と。
それを(少子高齢化、人口減少との理由から)日本の経済成長は見込めない、
しかし平均寿命が年々伸びているので社会保障費は増え続けるとの観点から、
『ならば増税しかない』との安直な(消費税増税という)政策に逃げ込んだのが
日本の経済成長を止めたのでは、と考えてしまいます。
経済成長が止まったことにより、日本及び日本人の国力、精神的な豊かさ、気概、誇りというものが失われてしまい、世界で戦える企業が生まれづらくなったのだろう、と考えます。

またカッツ氏は、海外から日本への直接投資は4.4%が安倍総理時代でのMaxで、
韓国は1990年代に2⇒14%、インドが0.5⇒14%、東欧州諸国が7⇒55%まで伸びた、
これが他の先進国が直接投資を受け入れた結果だ、とのことですが、
当時世界第2位の経済大国と、韓国インド東ヨーロッパの発展途上国を引き合いに
『他の先進国は』というのは、論理的に間違っており、発展途上国が投資を受けたがために今先進国になるまでに発展した、というのが時系列から言って正しいのではないか、と思います。

ここからは山口先生のお考えだと思いますが、
『日本は明治時代に和魂洋才で発展した。そこを思い出し、もう一度発展しよう。
 その際に外国の資本に対して堂々と渡り合える人材を育てていくことが
 これからの日本の課題。その為には教育、そして何より人間力が大事だ』
と仰っています。
人間力とは、内面の充実、その為の教育が大事だ、と定義していますが、
山口先生は政治家なのでかなりオブラートに包んで話されいるように感じます。

もし僕と考えが一緒で、そのオブラートを取り除いて本音を露出させると、
日本には金融教育というのがまだまだ足りない。金融、お金を稼ぐ、運用するという事は何も汚い話ではない。日本はお金を稼ぐ、というのが何か恥ずかしい事、という様な
感覚を思い起こさせるが、そうではないんだ、という教育をする必要性があり、
それによって人材を育てる必要性がある。
また、日本人は相手と切った張ったの交渉能力に欠けている。
相手を慮り(最近の流行言葉としては忖度)、妥協して落としどころを探るのが交渉だ、という風潮があるが、それでは世界で戦うには打ち負かされるだけで、
自分の有利なように如何に交渉するか、そしてその中で交渉をどう成り立たせるか、
という交渉力に欠けている。その教育が必要なのだ。
と、最後の30秒間に込められた真意はここにあったのではないだろうかと、思います。

うっ!

存外、深かった。。。。

笹渕さんとはまた酒場の隅で語り合わねばならぬ。

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